株式会社ヤマナカ

用語集


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用語集

あ行

NC旋盤

各種の旋盤に数値制御 (Numerical Control) 装置を取り付け、
刃物台の移動距離や送り速度を数値で指示できるようにしたものである。

現在では、コンピュータを用いての制御(CNC)が主流である。
この中には、回転中心から外れた穴の加工やフライス加工などを
可能にした「ターニングセンタ」と呼ばれる工作機械もある。

NC工作機械

NC工作機械は、それぞれの軸が独立したメカニズムを持ち、
それぞれが独立したフィードバック機構を備えている。

例えば、XYZ軸を持つNCフライス盤なら、X軸、Y軸、Z軸
それぞれの方向にスライド軸を持ち、独立したサーボ機構を持っている。
つまりX方向に100.0mm動く指令が出れば、X軸のエンコーダにより、
X方向に100.0mm移動することが保証されている。 これがNCである。

通常、工作機械を自動的に動作させるため、プログラムを解釈する
コンピュータと組み合わされ、CNCとして使われる。
現在ではCNCではないNC工作機械はほとんどなく、
単に「NC工作機械」と呼ぶ場合はCNC工作機械のことを指す。
CNCで使われるプログラム言語をNCプログラムという。

か行

研削盤

通常、研削盤と呼ばれる場合工作機械の研削盤を指す。
卓上の、両頭グラインダーやディスクグラインダー等は一般工具に属する。
工作機械としての研削盤には代表的な物で
平面研削盤 成形研削盤 内面研削盤 円筒研削盤 歯車研削版
プロファイル研削盤 センタレス研削盤 工具研削盤 ネジ研削盤 等がある。

基本的には固定砥粒により金属、または、非金属などの
対象ワークに砥石を転写することにより、対象ワークを加工する。

高周波焼入れ(high-frequency induction hardening)

調質した0.35~0.5%炭素鋼を、高周波電流で表面だけ
加熱し水を噴射して急冷し表面層に焼きを入れる方法。

さ行

旋盤

切削物をろくろを用いて回転させ、バイトと呼ばれる工具で切削する。
主に「外丸削り」、「中ぐり」、「穴あけ」、「ねじ切り」、「突切り」と呼ばれる各加工を行う。
普通旋盤・卓上旋盤・正面旋盤・立旋盤・タレット旋盤・倣い旋盤などがある。

射出成型機

プラスチックの形をつくる成形法には、棒やパイプなどの成形に適した、
トコロ天方式の「押し出し成形」、金型の中に材料を入れて空気を
吹き込んでビンなどをつくる「中空成形」、たい焼きの要領で金型に
材料をはさんで形をつくる「圧縮成形」等、さまざまな成形方法があります。

しかしなんといっても、材料から製品まで1台の機械で
プラスチック成形ができ、しかも合理的で経済性に優れているのが
「射出成形」という方法です。
射出成形とは、熱で溶かして柔らかくなったプラスチック材料を、
注射のように圧力をかけて金型の隅々まで注入し、
冷却して固めることにより、極めて精密な形を素早くつくることが
できる成形方法です。

軸受メタル(bearing metal)

すべり軸受で、軸受の穴にはめ込まれる上下2片に分かれた
筒形の部品。

一体筒形のものをとくにブシュと云う。
青銅、バビットメタル、ホワイトメタルモネルメタルなどが用いられる。

製缶作業(boiler making)

缶をつくる作業のことであるが、このほか
各種タンク、クレーン、橋りょう、建築鉄骨車両、船舶などを
作るとき厚鋼板、形鋼、鉄骨などを加工する作業も製缶作業と広く呼ばれている。

切削加工(machining of metals)

削りくずを出して材料を加工する方法。刃物、研削といし、と粒などを用いて加工する。

た行

チェーン(chain)

金属製その他の環を多数つないだもの。
チェーンブロック、クレーンなどのつり上げ用、コンベアなどの
動力伝達に使用される。

調質(thermal refining)

焼入れ後比較的高い温度(約400℃以上)に焼きもどして、
焼入れで生じたマルテンサイト組織をトルースタイルまたは
ソルバイト組織にする操作を云う。

一般には普通の焼入れ焼きもどし処理のことを云う場合が多い。

鋳造(casting)

金属を熱して溶解し鋳型に注入して所要の形の製品をつくる作業。
鋳造には銑鉄、鋼、銅合金、アルミニウム合金などがおもに使われる。

な行

中ぐり盤

中ぐり盤(boring machine)とは工作機械の一種。
主軸に取り付けられた中ぐりバイトに回転運動を与え、
工作物もしくはバイトに切り込み運動を与えて中ぐり加工を行う機械である。

中ぐり加工は、ドリルや鋳抜きなどで開けられた穴の精度を向上させる、
穴寸法を大きくする際など行う。中ぐり盤自体は中ぐり加工以外に、
フライス削りや正面削りも行える。

日本工業規格(Japanese Industrial Standards)

JIS。工業標準化法の施工に伴い、1949年制定された
日本鉱工業用品の規格。

熱処理(heat treatment)

金属材料を融点以下の適当な温度に加熱し、
冷却速度を加減して所要の組織、性質を与える操作。

焼入れ、焼もどし、焼なまし、焼ならしなどを行う。

は行

フライス盤

フライスと呼ばれる工具を用いて平面や溝などの加工を行う工作機械。
主軸の先端に取り付けた工具に回転を与え、対象物はテーブル上に固定し、
工具またはテーブルを工具の回転中心軸と垂直の方向へ動かして切削する。

カッタは、正式には、ミーリングカッタ(milling cutters)と呼ばれる。
フェイスミーリングカッタは、正面フライスやフェイスミルと呼ばれ、
サイドミーリングは、サイドカッターとよばれる。

放電加工機

放電加工(ほうでんかこう、electrical discharge machining、EDM)は、
電極と被加工物との間に短い周期で繰り返されるアーク放電によって
被加工物表面の一部を除去する機械加工の方法であり、
主として、従来の機械加工技術では加工できなかった硬い金属に適用される。

放電加工を使えば、極めて硬い鋼鉄やエキゾチックメタル
(例えばチタン、炭化物)に複雑な輪郭を切り出すことができる。
放電加工は、金型を製作するために広く用いられる。
また、試作部品や量産部品を作るための一般的な方法になりつつある。
特に、比較的量産の規模が小さい航空宇宙産業や
エレクトロニクス産業において、量産部品を作るための一般的な方法に
なりつつある。

プレス

金属などの被加工材を金型の間に挟みこみ、
強い力を伴った上下動により被加工材を金型表面に押し付けて、
金型と同じ形状を作りだす(いわゆる絞り加工)。

用いられる金型によって、被加工材を曲げたり、
せん断加工することも可能である。
プレス機械は、ボルスタと呼ばれる面に下金型がセットされ、
スライドと呼ばれる上下動を行う部分に上金型がセットされる。
スライドの上下動により、上下の金型が離れているときは
被加工材をセットでき、咬みあうことで曲げ・抜きや成形が行われる。

プレス機械は、金型を利用したその生産性の高さと相まって、
主に鉄に代表される厚さの薄い金属加工で多く用いられる。
自動車産業では欠かせない工作機械の一つであり、
自動車会社や部品メーカーには、加工能力が数千トンの
大型機械が多数設置されている。

ハイス(high-speed steel)

高速度鋼。特殊鋼の一種。高速で金属材料を削る工具に用いられる鋼。
主としてW、Mo、V、Cr、Cを含む。
切削力強大で各種刃物、ダイス、ドリルなどにも用いられる。

バイト(cutting tool)

切削工具のこと。

おもに旋盤や平削り盤で金属切削に用いる刃物。
バイト全体を高速度鋼で作るのは不経済なので、
さし込みバイトをバイトホルダにさし込んで用いる。
また、高速度鋼や超硬合金のチップを、工具鋼の柄に
ろう付けした付刃バイトも用いる。

ハイドロ(hydrau)

水力と云う意味より変化して現在は液体の圧力を使った
機器に用いる接頭語。一般には油圧作動機器を云う。

ハウジング(housing)

部品を収容する箱形の部分や、機構を包容するフレームなど
すべて機械装置などを囲んでいる箱形の部分を云う。

半自動溶接(semiautomatic)

溶接線の送り、アークの長さを一定に保つことは機械で行ない、
継目に沿って溶接線を動かすことは手で行なう溶接。

比重(specific gravity)

物質の単位容積の重さ(質量)と、ある標準物質との比。
ふつう標準物質として4℃の水をとり、この比重を1とする。

ピッチ(pitch)

ふつう同じ形のものが等間隔に並んでいるとき、
その間隔を表す寸法をピッチと云う。

ピニオン(clearance hole)

大小かみ合う2個の歯車のうち、小さいほうの歯車を云う。
またラックとかみ合う歯車のことを云う。

表面処理(suface treatment)

金属材料の表面の硬化処理。
防腐、めっき、清浄などの処理を総称して云う。

ピロー形軸受(pillow block)

ピロー形の軸受箱を用いた軸受のことである。一体ケーシングで
外径部は深みぞ玉のピロー専用球面すべり面となっている。

シールは専用品ですでに軸受に取り付けている。
用途に応じて各種の形のものが市販されている。

フライス(milling cutter)

フライス削りに用いる回転式刃物。円筒の外周および端面に
何枚かの切刃をもちこれに回転切削運動を与え、工作物に
適当な送り運動を行なわせてその表面を加工する。

ま行

マシニングセンター

マシニングセンタ(machining center, CNC milling machine)は、
複合的な加工を行なう工作機械の一種。おもに切削加工を目的としてる。

多数の切削工具を有し、コンピュータ数値制御(CNC)により加工工具の交換、
機械加工を自動で行う。わゆるフライス盤の進化系といわれるもので、
CNCを搭載したフライス盤とも言える。

マシニングセンタには、大きく分けて立型と横型があり、ワークを削る主軸が
鉛直方向のものを「立型」、水平方向のものを「横型」と言う。
マシニングセンタと、工作機械の顔とも言われる旋盤との大きな違いは、
マシニングセンタ(フライス盤)は刃物を回転させてテーブルに
固定してある被削物を削る物で、旋盤の様に被削物を回転させて
削るものとは逆の削り方をするものである。
また、マシニングセンタとフライス盤との違いは、ATC(工具の自動交換機能)の有無である。

マニホールド(manifold)

内部に配管の役目をする通路を形成し、
外部に多数の機器接続口を備えた取付台。多岐管、集合管とも云う

や行

焼入れ

熱処理の一種。高温に加熱した金属材料を急冷して硬化させる操作。

焼入れ硬化層深さ(hardening depth)

焼入れで硬化する深さ。高周波または火炎焼入れでの
硬化深さについて、有効硬化層深さおよび全硬化層深さが
浸炭硬化層深さについても、有効と全硬化層深さが規定されている。

焼きなまし(annealing)

金属材料を適当な温度に加熱し、後ゆるやかに冷し常温にする操作。
この操作は加工または焼入れなどによって硬化した材料の
内部ひずみを除き、結晶粒を微細化し、延展性を増す。焼鈍。

焼戻し(tempering)

熱処理の一種。焼入れした鋼は硬さは増すがもろくなるので、
A1変態点以下の温度に再加熱して、主に硬さを下げ、粘り強さを
増すために行う操作を云う。

方法には、乾式、湿式、直接焼戻しがある。テンパリング。

油圧ポンプ(oil hydraulic pump)

油圧回路に用いるポンプ。

油圧回路では、一般に低圧は20kgf/cm2、
中圧は70kgf/cm2、高圧は200kgf/cm2以上の油圧を云う。

溶接(welding)

2個または数個の金属を局部的に溶融接着させる方法で、
現在では40種に上る多種多様な方法が実用化されている。

溶接棒(electrode)

アーク溶接または、ガス溶接で、溶接部分に溶けて接合の
目的をはたす金属棒。

裸棒と被覆棒とがあり、また鉄鋼材溶接棒
(炭素鋼、鋳鉄、特殊鋼など)と非鉄金属溶接棒とに分けられる。

呼び寸法(normal dimension)

品物の部品の大きさを表わす概略の寸法。
多くの場合呼びやすく、取扱いやすい数値が用いられる。

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